注目★★★★★Hacker News
VIA C3 CPU に隠れたハードウェアバックドア、カーネル権限を無制限読み書き
30秒で把握
- 1VIA C3 プロセッサにハードウェアバックドア rosenbridge が埋め込まれており、カーネルメモリへのカーネル権限を迂回した読み書きが可能
- 2通常無効だが一部システムではデフォルト有効で、権限なしコードがカーネルアクセスを獲得でき、POS・ATM・組込系に影響
- 3検出ツール・修復スクリプト・Deeply Embedded Instruction Set (DEIS) アセンブラを含む研究ツール一式をオープンソース公開
要約
セキュリティ研究者 Christopher Domas が、VIA C3 プロセッサに埋め込まれたハードウェアバックドア「rosenbridge」を発見した。このバックドアは x86 コアの脇に存在する非 x86 の小型コアで、ユーザランド (ring 3) から x86 の全メモリ保護とメモリアクセス制御を迂回し、カーネル (ring 0) データへの読み書きを無制限に可能にする。通常は無効化されているが、一部システムではデフォルトで有効になっており、権限なしのコードがカーネルレベルアクセスを取得できる。C3 以降のプロセッサでは当該機能は削除されている。同リサーチは検出・修復ツール及び詳細な解析資料を公開している。
あなたへの影響
VIA C3 を搭載した組込系・POS・ATM システムの運用チームは、公開されたチェックツールで CPU が影響を受けているか即座に確認し、脆弱な場合は提供されたパッチの適用を優先すべき。
推奨:本バックドアは起動後に再度有効化される可能性があるため、カーネルレベルのアクセス制御も並行して強化が求められる。