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Linux ntfs3 ドライバの SUID インジェクション脆弱性、物理アクセスで root 奪取可能

30秒で把握

  • 1ntfs3 の ntfs_get_wsl_perm() が $LXMOD を無検証マスクなしで inode->i_mode に代入、SUID ビット埋め込みで root 権昇格が可能
  • 2細工 NTFS イメージ (USB ドライブ) をマウントするだけで setuid-root バイナリ化、競合状態なしの決定的攻撃・Linux 4.11 以上全対象
  • 3CVSS 6.8 / 修正は 1 行の S_ISUID|S_ISGID マスク追加・物理アクセスまたはループデバイスマウント権が前提

要約

Linux カーネルの ntfs3 ファイルシステムドライバに SUID インジェクション脆弱性が発見された。ntfs_get_wsl_perm() 関数が NTFS ディスク上の $LXMOD 拡張属性をマスクなしに inode->i_mode に直接代入し、S_ISUID/S_ISGID ビットが信頼されない領域から読み込まれる。攻撃者が細工した NTFS イメージ (USB ドライブ等) に $LXUID=0、$LXGID=0、$LXMOD=0104755 を埋め込むと、マウント時にバイナリが setuid-root に見え、任意ユーザが実行すると即座に euid=0 を得る。race condition やヒープ spray は不要な決定的な攻撃で、CONFIG_NTFS3_FS が有効な全 Linux システム (Ubuntu 22.04+、Fedora 36+ 等ほぼ全主流ディストロ) が対象。修正はマスク処理 (~(S_ISUID | S_ISGID)) の追加で、Linux 4.11 以降が影響を受ける。

あなたへの影響

CONFIG_NTFS3_FS が有効な Ubuntu・Fedora などのデスクトップ環境は、USB を接続されるだけで任意ユーザが root アクセス可能になるため、USB ポートの物理的制限またはマウント時に nosuid フラグ強制化の即導入を検討すべき。

推奨:カーネルパッチは既に提案されており、ディストロの次セキュリティアップデートを待つ間の緩和措置が重要。

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