注目★★★★★GitHub Advisory
rclone restic にパス走査、認証済みユーザーが他ユーザーのリポジトリにアクセス可能
30秒で把握
- 1rclone restic のプライベートリポジトリ機能に経路走査脆弱性、認証済みユーザーが他ユーザーのデータアクセス可能
- 2checkPrivate と WithRemote の検証がパス正規化なしで独立・`..` セグメント削除されず他ユーザーオブジェクト到達
- 3sftp/ftp などの既配置バックエンドで脆弱性発動・マルチユーザーリポジトリ提供環境は即座に利用停止を推奨
要約
rclone の `serve restic --private-repos` に経路走査脆弱性が存在する。認証済みユーザーが URL パスに `..` を含める (例: `/<me>/../<victim>/config`) ことで、checkPrivate と WithRemote ミドルウェアの検証ロジックをバイパスし、他ユーザーのリポジトリを読み取り・上書き・削除できる。パス正規化がないため、POSIX path.Join/path.Clean セマンティクスを持つ任意バックエンド (memory・sftp・ftp など広く配置済み) で脆弱性が発動する。本フラグの安全保障はユーザー間の隔離にあり、これが完全に回避される。
あなたへの影響
restic リポジトリをホスト・バックアップ提供する運用チーム (特に sftp/ftp バックエンド使用例) は、パッチ公開まで `--private-repos` フラグの本番使用を中止し、代替として Web リバースプロキシ層で URL パス正規化を強制するか、ユーザーごと独立の rclone インスタンスへの移行を検討すべき。
推奨:今週中にチームで影響と対応方針を確認してください。